キャリコンをもっと身近に

皆さんはこれまでに「何か学び、○○し易くなった」と感じたことはありますか?

私はキャリアコンサルティングの勉強を始めてから「生き易くなった」と感じています。基本的マインド『傾聴』『共感』『受容』を通して、相手との信頼関係が築けることを学んだからです。

以前は自分の価値観が先行し、相手の話を聞いているようで聴いていないことが多々ありました。人間の脳の癖として、過去の自分の記憶に結びつけているからと言われていますが、今は、傾聴スキルは誰でも身に付けられるものだと感じています。

キャリア相談業務の中では、今をいきいきと働いている方がいらっしゃる一方、この先のゴールが見えず、どう動けば良いかわからず立ち止まり気味な方、職場やプライベートのことで辛い思いをされている方、幼少期からの様々な環境から自信を持てないまま今に至っている方もいらっしゃいます。

キャリアコンサルティングは仕事だけではなく、人生に関わっています。

幼少期における自己肯定感の育ち方から始まり、成人になり社会に出てキャリアを重ね、そして定年後もキャリアは続きます。

「あの子とお友だちになりたい」
「どうしたら、堂々と自分の意見が言えるようになるのかな」
「コミュニケーション能力が高く主体性を持つ人を会社から求められているけれど、どうやったらなれるの?」
「仕事や家庭のことで少しやもやしている」
「子どもの自己肯定感を育むために、個人の特性に合わせた幼児期の必要なサポートや声のかけ方を知りたい」
「子どもの進路の探索・選択に繋がる基盤形成時期の小学校や中学校のキャリア教育で心がけることとは何か」
「生活が苦しく本当は働きたいが、家族の介護があり(地域サービスの存在を知らず)働きに行けないと思っている」
「定年後に独立してわくわくすることをしてみたいけど、何がしたいかわからない」など

乳幼児から学生、社会人、親、介護、定年後等、発達段階に応じて、ちょっとしたもやもやも、大変なもやもやも、気軽に解消できる社会であったらいいのにと思います。

仕事と生活は切り離せないものです。
キャリアコンサルティングが社会と密着し、身近にキャリアコンサルティングがあることを願っています。

キャリアコンサルタントの仕事は、人生に関わる困りごと解決をサポートすることです。相談に来られた方の真の悩みを受け止めていけるよう、丁寧な仕事の積み重ねを今後も心がけていきます。

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